ブナの森におけるきのこといえば、まず第一に思い浮かべるのはマイタケです。
私がまだ小さかった頃に父の田舎に行ってきのこを探したことがありました。
そこで見せてもらったのがマイタケでした。
味も香りもとても素晴らしくて、今ではとても大好きですが、子供の頃にはあまり好きではありませんでした。
それは味も香りもあまり良いと思わなかったからです。
このマイタケはなかなか見つけることができないとても貴重なものなのですが、天然のものを見つけるのは至難の業なんだそうです。
ただ、父の実家の近くにはマイタケのとれるブナの森があり、そこには大きな木の根本に大量のマイタケがありました。
はっきり言えば、その見た目はとても気持ち悪かったです。
いくつものマイタケが密集していて、まるで1つの大きな生き物のようになっていて、あまりにも大きく、それまでに見たことがない光景だっただけに驚きました。
その時のイメージは今も強く頭の中に残っています。